こんにちは エステティックサロン シュクレオーナーのkanakoです😊
今日は、お天気痛について、解説していきます。
皆さんは、お天気の変化で頭が痛くなったり、季節の変わり目で体調がおかしくなったり、雨が降る前昔に痛めた傷が痛くなったりしませんか?
お天気痛について調べてみました。
佐藤純先生という方が、”天気痛ドクター”として有名です。
先生の描かれている書物の中から、要点をピックアップしてお話ししていきます。
現在お天気によって不調になる日本人は、10人に1人で、女性が7割以上、年齢が40歳前後というデータがあります。
症状でトップに多いのは、頭痛です。
では、なぜお天気が悪くなると痛むのか?
一番の原因は、「気圧の変化」(空気の重さによる圧力の変化)というところです。
私たちは、知らず知らずの内に気圧の影響を受けて生活しています。
この気圧の変化を敏感に感じ取る場所が、耳の鼓膜の奥にある「内耳」というところなんです。
内耳の中の「三半規管」というところが関係していて、そこは身体の平衡感覚を司っているところです。
最近その中に、「気圧を感じるセンサー」があるということがわかってきました。
通常は、その部位で気圧の変化を順応させるように働きますが、人によってはうまく働かず天候によって不調となって現れるのです。
気圧のセンサーが、気圧の変化をキャッチすると、脳に伝達され、脳は「身体のバランスが崩れた」というサインとして受け取ります。
しかし、実際にはそうでない(内耳からのサインと目から入ってくる情報と違う)為、脳は混乱してしまいます。それが、身体の大きなストレスになり、交感神経が興奮し、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、ともに拮抗作用をしています。
自律神経は、自分の意思で調整することはできません。
内臓などの動きなどがこれに当たります。
交感神経が優位に立つと、身体の血流は低下し、内耳の血流も低下します。
その結果、反動で血管が拡張し痛みの物質が分泌され、痛み神経が刺激されます。
そうなると、お天気痛の代表的な症状と言える片頭痛が起こるのです。
また、人によっては、古傷や関節が痛くなったり、肩こりがひどくなったりの症状が現れます。
中には、副交感神経が優位になって、お天気痛(この場合は、だるさや眠気など)が出る人もいます。
人によっての症状の程度は、千差万別です。
最近でこそ、徐々にお天気痛のことが世間に知られてきましたが、今まではなかなか他の人に理解してもらえないことがあり、心理的にも大きな負担がありました。
ですので、お天気痛のことを理解して認めてくれる人が周囲にいることが、本人の痛みの軽減にもなるとも言えます。
そしてお天気痛は、身体の痛みだけではなく、美容面にも影響が出ます。
先に説明したように、交感神経が優位に立つことによって血流が悪くなり新陳代謝も悪くなれば、角質が分厚くなり肌がくすんできます。
また、このような状態が続くと、余分な水分がたまりやすくなる為むくんでしまいます。
さらに、自律神経が乱れると、ホルモンバランスが崩れたり、冷えの症状が強まったりします。
気圧の変化がある、季節の変わり目、梅雨時期、台風、全国で起こる異常気象のある時、体調が崩れやすくなります。
健康と美容のために、お天気痛の対処方法を見つけましょう。
まず、自分の体調と気象条件を常に意識して、傾向をできるだけ細かく記録し、把握することが大切です。
⑴「痛みの日記」をつけてみましょう。
①お天気 ②気圧 ③症状の日記 ④痛みの度合い ⑤どんな運動をしたか ⑥就寝時刻、起床時刻と睡眠時間の記録
以上のデータを取って、自分の体調変化を把握しましょう。
そうすることによって、事前の準備ができ、それぞれの体調にあった適切な治療や対処につながります。
⑵耳のマッサージをしましょう
気圧の変化を敏感に感じ取る内耳の血行を良くしましょう。
内耳の状態が整うことにより、自律神経も整います。
両耳をつまみ、上、横、下を引っ張り、そのままクルクルと回す。
また、耳を温めるのもお勧めです。
まずは、このマッサージを継続してみましょう。
いかがでしたでしょうか?
次回のブログは、「肌質(4肌分類)」について書きたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😌
美容について何かお知りになりたいことがありましたら、コメント欄に書いてくださいね。